2002年01月01日
刀 その壱
日本の剣劇で、よく刀を打ち合わせるシーンが出てくるが、あれはダメ。
日本刀は、斬ることに関しては世界随一の性能があるが、打撃に関しては劣等生だ。銘工の手による一振でさえ戦闘中に折れることがしばしばあり、さらにたとえ折れなくとも、刀を激しく打ち合わせることで刃こぼれした破片がお互いの顔に飛んでくる。目に入ればその後の戦闘が不可能になる。賢い剣士は、道場で竹刀を打ち合わせる剣法は実戦においてはあまり有効でないことに、早々に気がつくハズだ。
したがって、相手の刀は受けずに刀の腹で流すのが最適な方法だ。流すことで運良く相手の体制を崩すことが出来れば、必殺の一撃を与える隙を生むことにもなる。