2002年01月30日

スタートレック

エンタープライズのコクピットは非常に対衝撃性に欠けている。
オペレーターが立ちっぱで、座席にはシートベルトさえない。敵の攻撃や、種々のトラブルによって艦に衝撃が起こる度に、転倒する者、見事な跳躍をみせる者などが出る始末で、実際何人もの死者を出している。

にもかかわらず、後継機に世代交代をしても、この点に関しては一向に改善が見られない。ちょっとした手すり一つで死なずに済むものを、居住性やデザインを生命より尊重するとは非人道的な宇宙連邦だ。20世紀の自家用車にさえエアパッドがついているというのに。
さらに、小型突撃戦闘機が搭載されていないのも欠陥のひとつだ。
任務上、星間紛争に関わることも多いのにもかかわらず、小型宇宙艇のみというのは、あまりにも心許ない。

それだけではない。
宇宙連邦は、手持ちの武器として、唯一フェイザーガンを携帯しているが、これがテレビのリモコンのようなやつで、これを相手に向けてボタンを押して発射するワケだが、しっかり握って構えることが出来ないために(照準は自動でやってるようだが)、実によく落っことしているのだ。これはあきらかに構造的欠陥で、拳銃のデザインは、傘の形が何百年も変わらないのと同様に、その構造が究極の合理形態である為に変化を必要としない類のモノなのだ。宇宙連邦の者たちはこのためによく意味もなく丸腰になっちゃったり、敵にフェイザーガンを奪われたりと、不利な状況を自らつくり出すこともしばしばである。
松本零士的にいい加減な科学設定が魅力のスタトレだが、それも凝った小道具やビジュアル設定があればこそのはず。それとも狙いなのか。やべっ、ハマってる?