2002年08月15日

いっこく堂

この人見たのはニュースステーションが初めてだったな。まだ名の知られていない頃で、その革新的・驚異的腹話術に只々感心するばかりであった。ただ、その技術に見(聞)慣れてくると、その芸の内容や、ビジュアルのショボさに同情を隠せなかった。腹話術という芸に似合わぬギラついた目つき、出来損ないの人形(ちよっとヒドいな)、さらに致命的なことにネタが笑えない…。インタビューで、脚本からすべてを一人でやることにコダわっている、と聞いて正直「終わってる」と思った。ところが、思いの他に売れて、その後あっさりコダワリを捨てて脚本家も雇ったらしい。今日はCD発売ということで、『うたばん』にも出演を果たしていた。でもやっぱりこの人笑えない。スゴいってことだけで売れてきたが、見せ方を工夫しないと、そのうち見(聞)慣れられて消える羽目になるゾ。いっこく堂を見ると、ビックリ人間コンテストに出て、全国の駅名や鉄道車輌の名前を言い当てて得意がってる子供を思い出す。その記憶力や技術、努力に感心はするものの、同時に「だから?」「それで?」で片付けられ、決して憧れの対象にはならない彼等…。いっこく堂は彼等の寵児なのだ。

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