2003年12月21日

『グリーン・デスティニー』

ワイヤーアクションを世に知らしめ、アカデミー賞4部門を獲得したなどと言うんで、どんなもんかいと思って観たが、飛び過ぎです。竹林でのシーンや、チャン・ツィイーが飯店で 回転しながら垂直に飛び上がるシーンなど良い効果を出しているシーンもあったが、多くのシーンでは、重力に反して、あまりにも不自然に浮き上がってるんで、スゴイというよりバカっぽい。吊られている感のあるシーンってのは全部失敗してる。壁走るシーンなんて、ちゃんと壁蹴れてないし、足で地面蹴って飛んでるのに、明らかに腰から浮きにいってる。そんなんじゃダメだ。ワイヤーの使用自体はちっとも否定するところでないのだが、技術は主張しちゃならんワケよ。ワイヤー使っても、決してそうだと思わせないことが貫要だ。手段と目的をはき違えると、たちまち大駄作になってしまう。『ファイナルファンタジー』のようにね。