2004年05月05日

『Kill Bill vol.2』

観てきました。
これは「2」ではなく「続編」「続き」という作品であるように思った。
もともとの経緯からして長くなったから分けた、ということだから当然なのかも知れないが、「1」を見て、あれと同等なド派手な展開を期待していった人は、少々落胆したかも知れない。
何てったって新たに登場するのは、オッサン3人だけだから…。
まぁ、確かに「1」はゴージャスだったよ。ゴーゴー夕張の栗山千明に千葉真一、エルの看護婦やアニメパートまであってサービス満点だったものな。
「2」は打って変わってセリフが多い。語る語る。
「1」では問答無用で斬り合いだったから、結末に向かって一気に内面を吐露していくわけだ。

Kill Bill 2

気に食わない部分も多い。

□ 殺し屋のくせに、バド襲撃の手段が素人臭い。潜んでいる意味ないじゃん。普通相手が出てきた所をうしろからバッサリか、寝込みを襲うだろう。
□ 達人の域の日本剣術を馬鹿にされ、日本人をクズ呼ばわりされたことで憤慨したハズが、何故か剣術ではなく、中国剣技で挑むキド
□ 得意だと言ったカンフー下手すぎ。動き遅ッ!
□ 師匠性格悪すぎ。短期すぎ。大人になろうよ、900年も生きてんだから。日本嫌いの理由も語られず。ただの偏見かよ。
□ 日本時嫌いなのに、答えが「はい」では、もっと怒るのでは?
□ 修行の末、秘伝五点掌爆心拳まで伝授されたキドが、結局最初の修行であった板抜きを完璧にマスターしていない(何度もやってようやく成功)不可思議さ。っていうか、修行したのに弱いじゃんキド。「1」ではゴーゴー夕張に苦戦し、オーレンにはあと一歩で殺されるとこだったし。
□ ピー音声で名前が伏せられていた理由は何だったのか? 不明。

結局修行で身についたのは、あの圧倒的な体術ではなく、眼球刳り貫きと五点掌爆心拳だけなのか?
良かったトコはねぇ…

□ サミュエル・ジャクソンだよ。出るの知らなかった。ザ・ドリフターズって、あのドリフ?
□ エルのメモ。めっちゃ几帳面。記憶力がないのか、あるいは学力にコンプレックスがあって、賢そうに振舞いたいというのか?
□ エルとの格闘、そして結末。トイレに顔突っ込むわ、壁ぶちぬくわ、敗れたエルの暴れようと眼球を素足で踏みつける豪快さ。最高。
□ バドの落ちぶれ様。結局この人ダメ男演じててその実もの凄く強かったのでは、と思えてイイ。一番キドを追い詰めたよねぇ。
□ やっぱり「恨み節」かよ。

Kill Bill 2

「1」程の派手さもなく、単独作品としてみればどうかとも思うが、続編としてなら充分OK。良かった。エルとの戦いが最高だったね。めっちゃ暴れまくった格闘の末、にらみ合い、一瞬で決着。日本の時代劇の典型演出ですよ。結末もまんま『子連れ狼』だったしね。いいんじゃない。オイラは好きだよ。