2004年09月27日
『オープン価格』について。
今年の暮れに向け、購入しなければならない電化製品がいくつかあるのだけれど、企業サイトの商品紹介ページでは軒並み『オープン価格』なる記述がされていて、非常に不便に思った。
わざわざ企業ページで商品を吟味し商品名をメモしておき、それを持って各商店サイトで価格を確認してまわらなければならず、何とも二度手間感が大きい。
これ程までにこの『オープン価格』なるものが世に蔓延しているとは気がつかなかった。
経緯を調べてみると…
1980年代中頃から起こった家電製品の二重価格問題(大型量販チェーン店の家電製品の価格表現で、「卸売価格から何%引き」「3割4割は当たり前」といった価格表現が常態化)のため、公正取引委員会によって、「15%以上の値引きが市場の 2/3 以上で、20%以上の値引きが市場の 1/2 以上で行われている場合は二重価格」という基準が設けられた。
1990年頃から家電メーカーでは、この基準に牴触しないように、値崩れの激しい在庫製品などに適用する事が多くなったが、依然多くの商品には希望小売価格の設定されていたため、二重価格の販売競争に歯止めがかからなかった。
2000年頃からは、これに対処するため、ほとんどの家電製品がオープン価格に移行することになった。
ということらしい。事情はわかったが、現況の不便さはメーカーも小売店も内心感じているハズなので、このままいつまでもオープン価格を使い続けるとは思えない。要は希望小売価格を設定しても小売業者が二重価格による販売競争をしないような制度を作ればいいわけで、対応が遅れている公正取引委員会などの機構・団体の怠慢が原因でしょう。
一刻も早く希望小売価格を復活してもらいたいものだな。
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- at 23:35