2004年10月15日

Mac OSXをWindows搭載パソコンで走らせるエニュレーター

CHERRY OS

バーチャルPCを使ってMacでWindowsを使うことを模索中なのだが、そんな中、米Maui X-Stream社が12日、Mac OSXをWindowsで走らせるソフトウェア・エニュレーター『CHERRY OS』の開発を発表したというニュースを聞いた。

まだ製品としての完成までは至っていないようだが、Windows OSを切り離した状態で動作するスタンドアローン版の開発にも取り組んでいるのだとか。そうなると、わざわざWindows OSを購入せずとも、自作PCや安価なPC/AT互換機でもMac OSを走らせることが可能となってしまう。
これAppleの許可取っているのかなぁ。とても許可が下りるとは思えないのだけれど、発表するからには、何らかの算段があってのことか。
設計者のアーベン・クリェイジウ氏が言うところによると、この『CHERRY OS』は、個人的なプロジェクトとして4ヶ月間でゼロから開発したが、それをMaui X-Stream社での上司であるジム・カーテス氏から製品として発売するよう説得されたのだとか。
たしかにこれが実際に発売されることになれば、価格帯にもよるだろが、ヒットは間違いない。Macエミュレーターには、すでにオープンソースの『Pear PC』があるが、『CHERRY OS』はこれよりもはるかに高速且つ快適にMac OSを使用できるのだという。

普通に考えれば、Apple社がこのようなものの発売を認めるとは思われないが、Maui X-Stream社の専任弁護士は、このエミュレーターを使って正規のMac OSを走らせる行為は、著作権を侵害しない、と強気なことを言っているらしい。たしかにこのエミュレーターを使ってもMac OSは購入しなければならないわけで、著作権の侵害には抵触しないようにも思われないではないが、明らかにMacブランドの価値を低下させる要因になるだろう。
オイラは然程Mac信奉者ではないのだが、それでも、そこいらの自作PCがMacだと言われたらちょっとイヤに感じがするものな。

製品版は来年1~2月頃に完成するというが、どうだろう。Appleが認めない方に賭けるね。