2005年01月07日
北京で自動販売機が普及しない理由…
日本では、国内のいたるところに自動販売機が設置してあり、日本自動販売機工業会の資料によると、2003年末の普及台数は、飲料・タバコ・食品・その他すべて合わせて約430万台。飲料のみでも約261万台に達するという。
ところが北京では、経済が発展し国が豊かになったにもかかわらず、自動販売機の普及が遅れているそうだ。何故か?
その理由は破壊と盗難。設置した自動販売機のガラスが破られ、中身がすべて持ち出されてしまうからだ。破壊と盗難を許してしまっている要因は、セキュリティの甘さと機器の耐久性、民衆の所得格差などと多い。日本でも盗難が全くないわけではないが、自動販売機の普及を困難にさせるには至っておらず、ごく少数事件に留まっている。同じような経済成長の過程の中で、同じように自動販売機の普及が行われたのにもかかわらず、日本と北京では異なる状況になった。
となると、国民性という要因に思い至らなくもないわけだが、どうもこれは何も中国に限ったことではなく、むしろ日本の方が特殊なようだ。
日本以外の国では、自動販売機は屋内に設置するのが普通で、路上にはほとんど設置されていない。また、硬貨しか使えない自動販売機がほとんどで紙幣は使えないなど、日本でこれだけ自動販売機が普及したのには、日本の治安の良さが要因であったことがよくわかる。
自販機についてのトリビア…
・世界最古の自動販売機は、紀元前219年にギリシャのヘロンが発明した聖水の自動販売機
・日本で最初に自動販売機を作ったのは発明家の俵谷高七で、明治21年にタバコの自販機を考案
・日本の自動販売機の売上は7兆円を超え、ダントツの世界第1位
・飲料の自動販売機1台の平均的な年間売上はおよそ115万円
・日本で一番自動販売機の売上の多い地域は秋葉原
・富士山に設置してある自動販売機のジュースは1本400円
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