2005年08月05日
『ロボッツ』

観てきました…………すごく良かった。
まず美術が素晴らしい。
またすごいソフトウェアを開発したものだ。金属の質感がリアル過ぎる。テクスチャの光沢や影、モノの映り込みの処理が実にきめ細かく、実物を使って撮影したのかと思えてしまう程。架空のロボットたちやロボットの街が、これ程の存在感を持って画面を作っているというだけで、ある意味この映画は成功だとも思える。
わずかに難を言えば、ヒロインのロボットが可愛くない。キャピーの顔はどこかおばさんっぽくて、お転婆娘のパイパーの方がまだしも可愛く思えるくらいだ。
あと、慣れているオイラにとっては苦はなかったのだが、情報量過多な画面なので、多少見ずらいと感じる人もいるかも知れないな。
テーマや風刺は至って単刀直入。心理描写とかいった深さは感じないが、そういうトコを掘込む作品ではない。夢のロボット世界を描く直球ファンタジーとして素直に楽しめた。
これでもかってくらいにお遊びが満載で、パロディやおふざけも堂に入ったものだ。スタッフがノリノリで作っている様が目に浮かぶよう。
上映時間は90分と短めだが、見ていて物足りないとは感じなかった。構成が良いのだな。やっていることは王道中の王道で、斬新でもないし派手さもないが、ワクワクして笑えて、それで最後はホロリとくる、過不足ないバランスの良い傑作だと思えた。
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