2005年12月02日
20Q

『20Q(トゥエンティーキュー)』というオモチャがバンダイより発売された。
これは、「それは部屋にあるものですか?」とか「それは毛が生えていますか?」とかいった、はい・いいえで答えられる質問を20問投げかけて、ユーザーが思い浮かべたものを当てるオモチャ。
米国がオリジナルで販売していたもののライセンス提供をバンダイが受けて発売したものだが、米国製の人工知能をそのまま日本語で利用した場合の正答率は4割程度で、製品化のためには、この正答率を6割以上に上げなくてはならず、それには人工知能の学習用として10万の回答データが必要。そこでバンダイが何をしたかというと、
WEBサイト『人工知能研究所』の構築。

20問の質問に、はい・いいえで答えると、思い浮かべたものを当ててみせるというサイトで、データ収集を目的としているものの、そんなことはまったく触れておらず、表向きは純粋に面白サイト扱いで運営されていた(……ように見えた)。
今年5月19日に公開され、その後、某人気ブログで紹介されたことで爆発的にアクセス数を上げ、6月4日までに100万以上のテスト結果が集まったという。
そのおかげで人工知能の正答率は78.5%に上昇し、正解率6割の米国オリジナル製品の性能を大きく上回るものとなった。しかも3000円程度になるはずだった価格を、データ収集に費用がかからなかったために、税込2100円という低価格に抑えることができたのだという。
実はオイラ、そんなこととはつゆ知らず、めちゃくちゃハマって、かれこれ数十回、もしかしたら100回以上はやったかも。
何故こんな商品をわざわざ取り上げたかと言うと、つまりは知らずに協力させられていたというか、良いように使われていたことに、複雑な思いがするからなワケで。
まぁ、少々釈然としない思いはあるものの、『人工知能研究所』は面白かったからやったのは事実なのだし、良しとするか。