2007年07月19日

中古本交換サイト「Bibuly」β版ユーザー募集開始

Bibuly
株式会社アンノウンが、本の物々交換サイト「Bibuly」β版の登録ユーザーの募集を開始したとのこと。
この「Bibuly」というのは、読み終わって不要になった本を登録しておき、他ユーザーの不要本と交換できるサイトなのだそうで、5月9日から500人限定で行なってきたα版サービスをβ版に移行するとともに、ユーザーを広く募集することになったのだという。当初は有料サービスを予定していたが、ユーザー確保を優先させるために当面は無料でのサービス提供を続け、運営コストの方は、広告収入や法人向けのシステム販売で賄うのだそうだ。

 ■ 登録本の冊数制限なし
 ■ 著者やジャンルによるタグ付けの他、感想、コンディションなども入力可能
 ■ Amazon.co.jpのWebサービスを活用しており、画像用意は不要
 ■ キープ設定で交換本以外も登録でき、本の管理ツールとしての利用も可能
 ■ 本棚のWEB公開の他、ブログパーツとしての活用も可能
 ■ 10冊まで「欲しい本」の登録が可能
 ■ ユーザーの取引評価システム完備
 ■ 送料はユーザー負担

9月には、本の物々交換に加えてゲームやCD、DVDへの対応も予定しているとか。さらに古本店や中古ゲーム販売店向けに、システム使用料を課しての連携も検討しているのだという。

BOOK OFFでさえネットでの売買に成功しているとはいえない中にあって、中古書籍の流通に食い込もうという意気は買いたいところだが、気になることが何点かある。
それは「Bibuly」が中古本売買のコミュニティではなく、純粋に物々交換だという点だ。つまり、欲しい本が見つかっても、その本の持ち主であるユーザーが、こちらの登録本の中に欲しい本がなければ取引が成立しないということだ。

オイラなんか基本的に欲しくて買った本は売らない。絶対に。Amazonマーケットプレイスへの出品はCD、DVDしか取り扱っていないし、基本的に売りたい本なんかありはしない。
また逆に売りたいけど買いたくはないユーザーもいるかも知れない。いや、いるだろ。
そういうユーザーはこれまで通りAmazonマーケットプレイスを利用するだろうな。

Amazon取扱本は、Amazonマーケットプレイスに出品。Amazon未取扱本はYahoo!オークションで売るというのがやっぱり王道であって、本売って金にしたい人はまず利用するメリットがない。
ただし、せどり業者が掘り出し物を探す手段として登録しておく、って使い方はアリかも知れない。こちらの本を気に入ってくれさえすれば、仕入れの現金は発生しないわけだから、何も知らないユーザーから、幸運にも高額本を安価な本で交換入手することができてしまう可能性もあるってワケだ。

もう一点、取引上のトラブルに対するサポートが不明瞭なことも気になる。登録システムにAmazon.co.jpのシステムを使っているとはいえ、交渉開始後はYahoo!オークション方式で、完全にユーザー任せとなるわけだから、荷物紛失やコンディション不具合でなどで、何らかのトラブルが発生することは目に見えている。送料も定額や基準価格を設定していないこともトラブルが起こりやすく思われる。本屋で買った方が安いくらいの送料をかけて直払いなんかで送ってこられた日には、目も当てられない。
荷物紛失などは希に起こることなので、Amazonマーケットプレイスのような補償制度がないのは不安だ。不本意にも相手に本を届けられずにクレームを受けたり、悪い評価を付けられたりするのは勘弁してもらいたい。

とりあえず、登録して本棚作ったりして様子見かな。


Bibuly  http://www.bibuly.com/
株式会社アンノウン  http://www.unknown.co.jp/