2007年08月12日

『百獣王ゴライオン』がハリウッドで実写映画化!?

TRANSFORMERS

気が狂ったのかとも思ったが、ガセネタでもないらしい。

『百獣王ゴライオン』と言えば、オイラが小学生低学年時に放送されていたロボットアニメ。
名前通り、5体のライオンメカ(鬣がないのでみんなメス)が合体して完成する巨大メカが主役で、手足がライオンというなかなかカッコいいデザインで記憶に残っている。特に手部分がライオンの口で、口で銜えるように剣を握るというのがウリだ。

アメリカでは、この『百獣王ゴライオン』を中心に、『機甲艦隊ダイラガーXV』、『未来ロボダルタニアス』の映像を追加編集して『Voltron(ボルトロン)』というタイトルで1980年代に放送し、好評を博したという。

これと同じく、『超時空要塞マクロス』、『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』を編集して放送された『ROBOTECH(ロボテック)』も当時人気があったとかで、昨年制作された『ロボテック 影の年代記』という続編アニメのDVD販売は好調らしい。
そして、これも同じく日本製のアニメを実写映画化した『トランスフォーマー』の空前のヒットがあり、さらに昨年販売が開始された『ボルトロン』のDVD売上も非常に好調だということで、これらに後押しされる形で、実写映画化企画が実現したらしい。
制作は20世紀フォックスというから巨額な資金が投じられるものと見て間違いないだろう。

にしても『百獣王ゴライオン』とは・・・。再編集された『Voltron(ボルトロン)』というアニメがどんなものかは見たことがないので何とも判断がつかないが、私の知る限りとても実写化に耐えられるような作品とは思えないのだがなぁ。
それというのも、「トランスフォーマー」は複数のロボットがキャラクターという個性を持った登場人物として描かれ、そのロボットキャラクターがドラマを演じるという構成であるから、脚本次第で子供向けにも大人向けにも対応可能であるのに対し、『百獣王ゴライオン』はいわゆるスーパーロボット系で、人間の主人公が人格のないスーパーロボットに搭乗して敵をバッタバッタとやっつけるという構成で、基本は人間ドラマでありながら、それは前座でしかなく、見せ所はスーパーロボットの活躍にある。しかも吉本新喜劇のようなお約束の世界で通用する、理屈抜きの無敵最強メカだ。この世界では脚本は意味を成さない。子供向けの陳腐極まる展開で、だからこそ成立しているとも言えるわけで、こんな歪んだ世界をハリウッド映画に変換するとどうなってしまうのか、想像もつかない。

日本で公開する時には『Voltron(ボルトロン)』ではあまりに無名すぎる気もするが、『百獣王ゴライオン』ではあまりに作品を固定しすぎてしまう。タイトルだけでも、どうするか見ものだな、こtれは。