2007年08月17日
バーチャルアイドル伊達杏子がセカンドライフで復活
あ~そんなのいたっけなぁレベルのバーチャルアイドル伊達杏子だが、インターネット仮想世界『セカンドライフ』で復活するそうだ。具体的には、『セカンドライフ』内に設置されたDEJIMAライブスペースで、チャットイベントの司会を行なうとのこと。
当時(今もだが)あんまり興味なかったために、外見以外の伊達杏子の情報がないので、改めて調べてみた・・・
正式な芸名は『伊達杏子 DK-96』。『DK』はDigital Kidsの略なのだとか。モデリング担当はこんこん氏。生年月日設定は1979年10月26日。所属事務所はホリプロ(こちらは設定ではなく正式に)。担当声優は一般公募オーディションで選出された。
1996年11月21日、『LOVE COMMUNICATION』でCDデビュー。
1997年、『伊達杏子 DK-97』にバージョンアップし、声優変更。
1999年、『DiKi』の芸名で韓国でデビュー。
2001年、2代目の『伊達杏子 DK-2001』として再登場し、金沢工業大学のWEB講座『エンターテインメント工科大学』のナビゲーターを担当。モデリング担当がソネハチ氏に変更。年齢不詳に。
2001年以降充電期間に入る。
当時の世間の反応はオイラ同様冷めたもので、あっという間に姿を消したような気がする。っていうか少しも注目していなかったので、知らんうちに消えてしまっていたという方が正確かな。
原因は明白だ。端的に言ってカワイくないのだ。ポリゴンで作られたリアルな美少女の外見は、明らかに日本の培ってきた萌えの文脈から外れており、ターゲットが不明瞭な上、その存在の背景に物語性がまったく用意されていない。今から見ても売れる要素の貧困さが伺われる。
バーチャルアイドルの存在としての必須要素は、バーチャルでありながら現実空間において、実在の人間を凌ぐ存在感(アイドル性)を持つことにある。それは、バーチャルであるが故に、現実の人間が持つ限界を遥かに超えることが可能であるという点において支えられている。
ところが伊達杏子は人間を超えるどころか、人間を真似るという低次元に目標を置いてしまっているが故に、自らの可能性を制約し、その存在意義を危うくしている。自分はただの人形でしかないと言っているようなものだ。そこには裏で制作運営している人間の姿が垣間見え、伊達杏子というキャラクターは所詮人間の代替品でしかないことを痛感させられるわけだ。革新的な価値観を提示するのではなく、常に流行に追従している姿勢が感じられる限り、時代の先を行くことはないはずだ。
伊達杏子は「やっと時代が私に追いついた!?って感じです」とコメントしたと言うが、はっきり言って通り過ぎて置いていかれたのを今になって追い縋ろうとしている、と言った方が的を射ているのではないかと思える程だ。
『セカンドライフ』も企業側が一生懸命喧伝するものの、企業だけで盛り上がって一向に一般消費者に浸透していかない感があるが、この一方通行感は、デビュー当時の伊達杏子に相通じるような気もする。
オイラ世代でバーチャルアイドルと言えば、時祭イヴなのだがな・・・。
確か『テライユキ』なんてのもいたよな・・・。
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- at 20:22