2007年08月24日
「シンプソンズ」声優交代!?

劇場版『ザ・シンプソンズ』の主要キャスト陣が変更されるとのこと。
■ ホーマー・シンプソン(父):大平透 → 所ジョージ
■ マージ・シンプソン(母) :一城みゆ希 → 和田アキ子
■ バート・シンプソン(長男):堀絢子 → 田村淳
■ リサ・シンプソン(長女) :神代知衣 → ベッキー
変更されたキャストを見てもわかるとは思うが、このキャストは今回の劇場版のみのキャストであって、当然ながらTVシリーズのキャストの変更ではないらしい。所ジョージはわからないが、和田アキ子が『ザ・シンプソンズ』のような長期放送アニメで継続的に声優業をできるとは思えないしな。
キャスト変更の意図は、言うまでもなく配給元である20世紀フォックスのプロモーションであるわけだが、それにしてもヒドいな。20世紀フォックスは日本における『ザ・シンプソンズ』の歴史を知らないのだろうか。
ベースボールと野球が違うがの如く、オリジナル版と日本版とは全然違う。日本における『ザ・シンプソンズ』の反映は、大平透はじめとするベテラン俳優陣や日本語版の脚本家、演出家のつくりあげた世界観に支えられている。1992年から15年間の長きにわたる放映で培われた日本版『ザ・シンプソンズ』はオリジナル版とは別物であり、すでにその様式は確定され、その独自の世界観こそファンは支持してきたのだ。
今回の劇場版『ザ・シンプソンズ』のキャスト変更は旧来のファンには支持されるべくもなく、また、俄かキャストが作り出す世界観(本キャストの構築した世界観の模倣)では、新規の客層にも支持されないのではないか。黄色い肌の剥げて腹の出た中年のおやじが主人公のアニメが、旧来のファンの支持を無視して成功するとは思えないのだが、20世紀フォックスのプロモーターは本当に勝算があると考えているのだろうか。
かく言うオイラも『ザ・シンプソンズ』の大ファンなだけに今回のキャスト変更には不支持の一票を投じたい。
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