嘉納治五郎
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講道館柔道 [1860〜1938] 享年77歳 嘉納治五郎の生年は万延元年(1860)である。 家は摂津で酒造業を営む商家であった。 明治3年(1870)上京し、東京大学に入学。 背が低く身体の弱いことにコンプレックスを抱いていた嘉納治五郎は、 これを克服する為に柔術を始め、 固め技中心の天神真揚流柔術、続いて投げ技中心の起倒流柔術を修めた。 彼は柔術各派の技を再編整理して講道館柔道を編み出す。 弱冠21歳である。 それまでの『柔術』を『柔道』としたのは、 柔術の技を単に武術としてでなく、 精神修練の道としての体育法、 人間完成を目的とする『道』としての確立を目指していたからだ。 このことでもわかるように、彼は 武芸家というよりも教育者としての面が濃かったようである。 とはいっても彼の武芸の才は尋常ではなかったようで、 彼の創始した技の数々をもってしてもそれは証明されている。 戻る |